
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は5日、巨大IT企業を規制するデジタルサービス法(DSA)に違反したとして、米SNS大手X(旧ツイッター)に計1億2000万ユーロ(約220億円)の制裁金を科すと発表した。EUがDSA違反で制裁金を科すのは初めて。有料サービス利用者に付与される青色バッジ(認証マーク)が、身元確認を伴わずに取得できるにもかかわらず、以前使われていた「本人確認済み」マークと同様のものと受け取られかねない点などを問題視した。
〔写真説明〕米SNS大手X(旧ツイッター)のロゴ(手前)と欧州連合(EU)の旗(AFP時事)
2025年12月05日 21時55分