【ベルリン時事】ドイツ連邦統計局が15日発表した2025年通年の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済みで前年比0.3%増だった。ロシアによるウクライナ侵攻を受けたエネルギー危機を背景に23年に0.7%減、24年に0.5%減とマイナス成長が続いたが、3年ぶりにプラスに転じた。
昨年5月のメルツ政権発足で先行き不透明感が和らぐ中、インフラ・防衛向けの巨額の財政出動、物価安定を受けて景況感が上向いている。統計局のブラント局長は「個人消費と政府支出が押し上げた」と説明した。一方、成長の原動力となってきた輸出は低迷しており、中国製品との競争激化や米国の高関税政策による「強い逆風」に見舞われている。
2026年01月15日 19時22分
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