26年米成長、2.6%に加速=来年も好調な経済予想―IMF



【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は対米経済審査終了に合わせて25日公表した声明で、2026年の米国の経済成長率が2.6%と、前年の2.2%から加速すると予想した。1月時点の見通しから0.2ポイント上方修正。トランプ大統領肝煎りの大型減税が成長押し上げに寄与する。

27年の成長率も2.1%と、0.1ポイント引き上げた。ゲオルギエワIMF専務理事は記者会見で、「好調な米経済は今年と来年、強い成長を続ける」と見込んだ。

IMFは連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に関し、26年の利下げ余地は「ほんのわずか」と言及。年末のFRB政策金利水準を年3.25~3.50%と、年内あと1回の利下げにとどまると想定していることを示唆した。

また、FRBが重視する「個人消費支出(PCE)物価指数」で、変動の激しいエネルギーや食品を除いた項目の伸び率が27年初めに、FRB目標の2%に戻ると予測した。

ゲオルギエワ氏は、トランプ政権の高関税政策について「貿易、経常赤字規模に対する政権の懸念を共有する」と発言。貿易制限などの「ひずみ」を、貿易相手と協調して削減するよう米国に促した。

〔写真説明〕25日、ワシントンで記者会見する国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事

2026年02月26日 14時16分


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