
日産自動車は11日、2026年春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせて月1万円を求めていた労働組合側に満額回答した。一時金も5.0カ月分と満額回答で応じた。集中回答日の18日よりも早く、前倒しでの回答となった。
11日の団体交渉の場で回答した。
日産は、トランプ米政権の高関税措置の発動や、国内外での販売低迷で、26年3月期の連結純損益が2年連続で巨額赤字に陥る見通しで、工場閉鎖などリストラを進めている。組合側は今年の要求額を、昨年の1万8000円から大幅に引き下げていた。経営側は業績が厳しい中でも、満額回答により、経営再建に向けた従業員の取り組みに応える。
〔写真説明〕日産自動車のロゴマーク(AFP時事)
2026年03月12日 08時01分