【北京時事】中国自動車工業協会が11日発表した1~2月の新車販売台数(輸出含む)は、前年同期比8.8%減の415万2000台だった。同期間の前年割れは2023年以来3年ぶり。電気自動車(EV)などを対象とする政府の新車購入支援策の縮小が響いた。
中国ではこれまで、補助金などを使った政府の普及推進策を背景に、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)といった「新エネルギー車(NEV)」の販売台数が右肩上がりで伸びてきた。ただ、政府は今年1月からNEVに対する自動車取得税の減免額を半分に削減。1~2月のNEVの販売台数は6.9%減の171万台と、20年以来6年ぶりに前年実績を下回った。
ガソリン車の販売台数も落ち込んでおり、中国に進出した日系自動車メーカーからは「市場が急速に冷え込んでいる」(広報)との指摘も出ている。日系各社によると、トヨタ自動車は1.9%減、日産自動車は2.0%減、ホンダは16.0%減だった。
一方、中国自工会によると、輸出台数は全体で48.4%増の135万2000台と大幅に増えた。国内で競争が激化する中、各社は輸出を強化しているとみられる。
2026年03月12日 08時23分
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