米FRBは1%利上げ必要=中東紛争すぐに終結でも―エコノミスト



【ニューヨーク時事】三井住友銀行米州法人のチーフエコノミストで、ベセント米財務長官の顧問を務めたジョゼフ・ラボーニャ氏は20日、インタビューに応じた。米連邦準備制度理事会(FRB)は米イランの紛争がすぐに終結しても、インフレ抑制のために計1%程度の利上げを余儀なくされる可能性があるとの見方を示した。近く就任するウォーシュ新FRB議長は、経済指標に基づき金融政策を判断していくと予想した。

金融市場は今年初め、年内に0.25%の利下げが2回程度行われると織り込んでいたが、米イランの紛争を背景とした原油高とインフレ懸念の増大により、金融緩和観測が後退。直近は利上げの見通しが強まっている。

ラボーニャ氏は、FRBは現状、次の動きが利下げになると示唆していることから、利上げで意見をまとめるために「数回の政策会合が必要になる」と指摘。最初の引き締めは11月に実施される「中間選挙の後」で、半年から1年かけて「1%」程度の利上げが見込まれると述べた。

〔写真説明〕ジョゼフ・ラボーニャ

三井住友銀行米州法人チーフエコノミスト(同社提供)

2026年05月21日 18時05分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース