
最先端半導体の量産化を目指すラピダス(東京)の小池淳義社長らは11日、首相官邸で高市早苗首相と面会した。13日から首相が欧州を訪問するのに合わせ、英国とイタリアの公的機関と研究開発協力で覚書を交わすことを報告。政府も両国での販路開拓につながるとして同社を後押しする。
小池社長は「欧州と手を組んで、今までになかった新しい世界と技術を見いだす第一歩にしたい」と説明した。これに対し、首相は「同志国を中心に私自身もPRしていきたい」と応じた。量産体制の確保には安定的な顧客の獲得が課題で、現在は米国企業を中心に60社以上と交渉している。
同社が覚書を交わすのは、英政府が資金を拠出し、半導体産業を支援する「英国半導体センター」と伊政府の研究機関「Chips―IT」。覚書には、最先端半導体の製造での技術連携や共同研究などが盛り込まれる見通し。
〔写真説明〕ラピダスの東哲郎会長(左)、小池淳義社長(右)の表敬を受ける高市早苗首相=11日午前、首相官邸
〔写真説明〕高市早苗首相への面会を終え、記者団の取材に応じるラピダスの小池淳義社長(右)と東哲郎会長=11日午前、首相官邸
〔写真説明〕高市早苗首相への面会を終え、記者団の取材に応じるラピダスの小池淳義社長=11日午前、首相官邸
2026年06月11日 15時58分