
【ニューヨーク時事】トヨタ自動車の米子会社、北米トヨタは6日、36億ドル(約5800億円)を投じてテキサス州サンアントニオ工場を拡張し、新たな車両組み立てラインを整備すると発表した。米国で人気のピックアップトラック「タコマ」の生産を、メキシコ北部のバハカリフォルニア工場から移管する計画だ。
北米トヨタによると、タコマはほぼ全てを米国で販売している。「販売する場所で生産する」(広報)との方針に基づき、移管を決めた。2025年に公表した最大100億ドル(約1兆6000億円)を米国で追加投資する計画の一環で、「通商環境の変化への対応」(同)も移管決定の要因という。約2000人の雇用創出につながるとしている。
バハカリフォルニア工場は閉鎖せず、移管後の活用策については今後検討する。メキシコ中部のグアナフアト工場でのタコマ生産は維持する。
〔写真説明〕トヨタ自動車東京本社=東京都文京区(AFP時事)
2026年07月07日 12時58分