
【ニューデリー時事】インド・ニューデリーの日本大使館で21日、重要鉱物のリサイクルをテーマにした日印政府間として初のイベントが開かれた。両国の当局者やリサイクル事業者ら約130人が参加。パネルディスカッションやプレゼンテーションを行い、今後の連携を模索した。
レアアース(希土類)を含む重要鉱物市場は製錬に強みを持つ中国が覇権を握り、日印とも輸入に頼っているのが現状だ。特にインドは、電子機器の廃棄によって生じる「電子ごみ」の世界3位の排出国。そこに大量に眠る資源を再び活用し、中国依存を低減したい狙いがある。
同大使館が日本の環境省と共催。参加企業同士がマッチングする時間も設けた。
出席したホンダグループの商社ホンダトレーディングのインド法人、村上譲治社長は「世界的にレアアースの取り合いが起きている」と説明。ホンダ車もモーター部品に使用しており、「中国一辺倒のサプライチェーン(供給網)」脱却のため、リサイクルに関わるインドの提携先を探していると話した。
〔写真説明〕21日、ニューデリーの日本大使館で開かれた重要鉱物のリサイクルをテーマにしたイベントの登壇者ら
2026年08月22日 08時34分