【マニラ時事】第2次大戦中に旧日本軍などに慰安婦として働くことを強要されたと主張するフィリピン人女性の親族らが14日、マニラで集会を開いた。約30人が参加し、8年前に撤去された慰安婦を象徴する女性像を再び設置するよう求めた。
集会に参加したエリザベス・アテロさん(69)は「ドゥテルテ政権時の2018年にひそかに取り除かれたマニラの慰安婦像を元に戻してほしい」とマルコス大統領に訴えた。その上で「慰安婦だった母親は昨年95歳で死んだ」と語り、日本政府に謝罪と補償を求めた。
像は17年に設置された。日本政府が比政府に遺憾の意を伝え、撤去された。関係者によると、元慰安婦で現在もフィリピンで生活している女性は25人いるという。
〔写真説明〕14日、マニラで開かれた慰安婦を象徴する女性像の再設置を求める集会で、元慰安婦の遺影に花を供える女性
2025年08月14日 21時25分