巡査部長ら9人書類送検=オンラインカジノ賭博容疑―兵庫県警



オンラインカジノで賭博をしたとして、兵庫県警は22日までに、県警本部や警察署で勤務する巡査部長ら男性9人を常習賭博容疑などで書類送検し、同日、停職6カ月や減給の懲戒処分とした。いずれも職務時間外に賭博をし、「手を出す前に犯罪と分かるべきだった」などと話しているという。

県警監察官室によると、9人のうち6人は当時同じ警察署勤務で、20代巡査長は、昨年12月~今年6月、スマートフォンでカジノサイトにアクセスし、3000回以上、計約500万円を賭けていた。20代巡査からサイトを教えられたという。残る3人は県警本部刑事部で勤務していた30代巡査部長ら。

また、県警は、職務時間中に飲酒やパチンコなどをしたとして、県警本部に勤務する40代警部補など男性9人を停職6カ月などとし、上司ら9人も処分した。

土山公一監察官室長の話

多数の職員を処分するに至った事実を重く受け止め、職務倫理教養に取り組む。

〔写真説明〕兵庫県警本部=神戸市中央区

2025年12月22日 19時00分


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