山中規制委員長「倫理観の喪失」=中部電に不満あらわ



中部電力浜岡原発(静岡県)を巡る同社の「不正隠し」の疑いが表面化し、原子力規制委員会の山中伸介委員長は1日の記者会見で、「技術者の倫理観の喪失が集団で起こったのではないか。非常に残念だ」と不満をあらわにした。

規制委は同日、不正隠しの疑いについて同社上層部の関与の有無を調べるよう事務局の原子力規制庁に指示。浜岡原発の地震想定に関するデータ不正の範囲や時系列も確認するよう求めた。

山中委員長はデータ不正と不正隠しの疑い両方に触れ、「分けて考えないといけないが、どちらも許し難い事象だ」と批判。「捏造(ねつぞう)と表現してもらっていいし、同じ悪質性だ」と言い切った。

データ不正については「できるだけ(基準地震動を)小さくするという意図があったんだろうと推測していた。言語道断だ」と強調。「そういうことが起きにくい審査プロセスを考えないといけない」と語った。

2026年07月01日 17時36分

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