
山口県警は21日、同県岩国市の60代女性がSNSで知り合った人物から投資話を持ち掛けられ、現金や金塊計約2億5000万円相当をだまし取られる被害に遭ったと明らかにした。県内で起きた特殊詐欺事件の被害としては過去最高額だという。
県警によると、女性は今年6月ごろ、SNSで知り合った実在する外資系証券会社の社員を名乗る人物2人から、LINEを通じて株投資の勧誘を受けた。架空とみられる専用サイトに誘導され、計10回にわたり投資資金を振り込んだり、現金や金塊を手渡したりした。
専用サイト上では利益が出ていたが、女性が利益を引き出したいと伝えたところ、手数料や税金、サービス料などの名目で追加の支払いを求められた。約8000万円を支払ったものの、投資の利益が振り込まれないことを不審に思った女性が今月に入って警察に通報し、発覚した。
〔写真説明〕山口県警本部=山口市
2026年10月21日 19時09分