
巨人のユニホームに袖を通した小笠原が躍動した。米大リーグ挑戦から約2年ぶりに日本のマウンドに戻った左腕が、新天地で初白星。「まだ実感が湧かない。とにかくチームに迷惑をかけなくてよかった」。ほっとした表情を見せた。
6月に巨人加入が決まった後、2軍で3試合の調整登板。古巣の中日を相手に、先発のチャンスをつかんだ。切れ味鋭い変化球を武器に、三回までパーフェクト。「(捕手の)岸田さんがいいリードをしてくれたので、信頼して投げることができた」
最大のピンチは五回無死一、三塁。木下を遊飛、続く辻本を一直併殺に打ち取り、無失点にしのいで雄たけびを上げた。「目の前のアウトを一つずつ積み重ねることだけを意識した」。6回を87球、3安打無失点、6奪三振。中日のホープ金丸に投げ勝った。
昨季は大リーグのナショナルズで結果を出せなかった。マイナーでプレーした今季、巨人からのオファーを受けて日本に戻ることを決断した。「これからもチームにしっかり貢献したい」。28歳が新たな一歩を踏み出した。
【時事通信社】
〔写真説明〕中日に勝ち、笑顔でポーズを取る巨人の小笠原=19日、東京ドーム
〔写真説明〕5回のピンチを切り抜け、雄たけびを上げる巨人先発の小笠原=19日、東京ドーム
2026年07月19日 19時15分