【ミュンヘン時事】先進7カ国(G7)外相は15日、ドイツ南部ミュンヘンで会合を開いた。ロイター通信によると、会合後の共同声明は、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支持を打ち出し、「永続的な平和の実現に向けて協力する」と強調した。トランプ米政権下では初めての会合で、米国からルビオ国務長官が参加した。
声明では、今後の対ロシア追加制裁の方向性に関して、「戦争の終結のためにロシアが誠実に取り組むかどうか」に左右されると指摘。停戦実現後に再び侵攻が起きないため「(ウクライナに対する)強固な安全の保証を構築する必要がある」と訴えた。
会合はミュンヘン安全保障会議に合わせて実施され、日本から岩屋毅外相が対面で出席した。カナダが議長国を務め、ウクライナのシビハ外相も加わった。
【時事通信社】
2025年02月15日 23時24分
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