【ワシントン時事】複数の米メディアは15日、米国とロシアの政府高官が近くサウジアラビアを訪れ、ロシアの侵攻が続くウクライナでの停戦について協議する方向で調整を進めていると報じた。サウジでの米ロ首脳の対面会談開催に向けても準備する。
ルビオ米国務長官が15~18日の日程で中東諸国を歴訪。サウジでの協議にはウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)、中東問題担当のウィトコフ特使も出席する見通し。
ロシア側の出席者にはウシャコフ大統領補佐官(外交担当)、ナルイシキン対外情報局(SVR)長官の名前が挙がる。ウクライナも高官を派遣する可能性があるが、ゼレンスキー大統領は15日、記者団に対し、「招待は受け取っていない」と語った。
【時事通信社】
〔写真説明〕15日、イスラエル中部テルアビブ近郊の空港に到着したルビオ米国務長官(右から2人目)(AFP時事)
2025年02月16日 09時16分