【ミュンヘン時事】ドイツ南部ミュンヘンで会合を開いた先進7カ国(G7)外相は15日、共同声明を発表し、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対する「揺るぎない支持」を確認した。一方、ロシアを非難する文言は入らなかった。ロシアとの直接交渉を通じたウクライナでの停戦を急ぐトランプ米大統領の意向を反映し、ロシアを刺激する表現を避けたとみられる。
声明は「ウクライナの持続的な平和」や「強固な安全の保証」に向けて協力すると強調した。しかし、バイデン政権下で言及されてきた国際法に反する侵略行為や核の威嚇などに対する強い批判は明記されなかった。
【時事通信社】
〔写真説明〕15日、ドイツ南部ミュンヘンで会合に臨む先進7カ国(G7)外相(EPA時事)
2025年02月18日 18時12分