ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は米東部時間18日、プーチン大統領とトランプ米大統領が約40分間電話会談したと明らかにした。トランプ氏は、ホワイトハウスで行ったウクライナのゼレンスキー大統領や欧州首脳らとの会合の結果を報告。AFP通信によると、プーチン氏はゼレンスキー氏と会談する用意があると表明した。
ウシャコフ氏は、5月に約3年ぶりに再開したロシアとウクライナの代表団による直接協議をトランプ、プーチン両氏が支持したと発表。代表団のハイレベルへの格上げに向けて議論したと説明し、ロシア・ウクライナ首脳会談が行われる可能性を示唆した。トランプ氏を交えた3者会談には触れなかった。
ウシャコフ氏は、電話会談が「率直で非常に建設的だった」と評価。プーチン氏からトランプ氏に対し、15日の米アラスカ州での対面会談時の「厚遇」と、ウクライナ和平に向けた進展に謝意を示したという。
【時事通信社】
〔写真説明〕トランプ米大統領(左)とロシアのプーチン大統領(AFP時事)
2025年08月19日 18時03分