65歳以上、3619万人=2年ぶり減、割合は過去最高―総務省



総務省は14日、「敬老の日」に合わせ、65歳以上の高齢者の推計人口が15日時点で前年比5万人減の3619万人だったと発表した。2023年に初めて減少して以来2年ぶりに減ったが、総人口に占める割合は前年比0.1ポイント増の29.4%で、過去最高となった。

同省によると、高齢者人口の減少は、65歳以上の死者数が新たに65歳を迎えた人の数を上回ったことなどが要因。男女別では、男性は1568万人で男性全体の26.2%、女性は2051万人で女性全体の32.4%を占めた。

総人口に占める65歳以上の割合は年々高まっている。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)が65歳以上となる2040年には34.8%に上る見通しだ。

【時事通信社】

2025年09月14日 17時07分

administration


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース