米雇用、11万9000人増=予想大幅超過、失業率は4.4%―9月



【ワシントン時事】米労働省が20日発表した9月の雇用統計(季節調整済み)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比11万9000人増だった。前月(4000人減、改定)からプラス転換。市場予想(5万人増)を大きく上回り、米労働市場の底堅さが示された。一方、失業率は4.4%と、0.1ポイント上昇した。

9月の雇用統計は当初、10月3日に公表される予定だった。政府機関の一部閉鎖の影響で発表が遅れていた。

9月の業種別の就業者数は、連邦政府が3000人減。トランプ大統領は政府機関の縮小と職員削減を進めており、政権が発足した1月からは計9万7000人減となった。トランプ氏が振興を目指す製造業は6000人減。一方、医療関連は4万2800人増。

【時事通信社】

2025年11月20日 23時45分

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