
【北京、ソウル時事】中国、韓国両政府は30日、韓国の李在明大統領が来年1月4~7日に中国を訪問すると発表した。韓国大統領の訪中は2019年12月の文在寅大統領(当時)以来、約6年ぶり。習近平国家主席と会談し、経済協力や北朝鮮問題について議論する見通しだ。韓国側によると、李氏は4日から北京、6日から上海を訪れる。
中国外務省の林剣副報道局長は30日の記者会見で「今回の訪中を機に、戦略的協力関係がさらに発展することを期待している」と述べた。習氏は今秋、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため韓国を訪問し、李氏と初めて対面で会談。安全保障環境や通商問題を巡り、ぎくしゃくしてきた両国関係の改善を進めることで一致した。
【時事通信社】
〔写真説明〕中国の習近平国家主席(左)と韓国の李在明大統領=11月1日、韓国・慶州(EPA時事)
2025年12月30日 17時53分