ベネズエラ港湾施設を攻撃＝トランプ氏表明、詳細は不明
【ワシントン時事】トランプ米大統領は２９日、麻薬積載のために使用されていた南米ベネズエラの港湾施設を攻撃したと表明した。事実であれば、米国によるベネズエラへの地上作戦が判明したのはこれが初となる。ただ、米軍による軍事行動か米中央情報局（ＣＩＡ）による秘密作戦かは言及せず、詳細も明らかにしなかった。
南部フロリダ州で記者団に述べた。トランプ氏は「彼らが船に麻薬を積み込む港湾施設で大規模な爆発があった」と説明した。攻撃対象となった地域や死傷者の有無は不明のままだ。
トランプ氏は今月２６日のラジオ番組のインタビューでも「大型施設を破壊した」と発言していたが、具体的な場所などには触れなかった。ロイター通信によると、ベネズエラ政府の発表や同国内の報道でも、攻撃があったかどうかは明らかになっていない。
【時事通信社】
2025年12月30日 08時32分
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