高市首相、党首討論キャンセル=「手痛め治療」遊説は中止せず【2026衆院選】



高市早苗首相(自民党総裁)は1日午前、衆院選の遊説で手を痛めたとして、NHKの討論番組への出演を取りやめた。与野党10党の党首らと8日の投開票に向けて議論を交わす予定だった。午後の東海地方での街頭演説は予定通りこなした。

番組は午前9時から1時間15分の予定だった。首相はX(旧ツイッター)で、ここ数日間の遊説先で「熱烈に支援してくださる方々と握手した際、手を強く引っ張られて痛めてしまった。関節リウマチの持病があり、手が腫れてしまった」と説明。医務官に急きょ来てもらい、薬を塗り、テーピングを施してもらったと報告した。

ただ、「きょうも自民の政策の大転換について(演説を)お届けする」と投稿。番組が終わると首相公邸を出発し、岐阜、愛知両県の計5カ所を回った。演説後のハイタッチや握手は控えた。岐阜県可児市の街頭演説では手の状態を尋ねる聴衆の声に「けさ治療してもらったので大丈夫だ」と応じた。

番組冒頭の司会者の説明によると、NHKには1日朝に欠席の連絡があった。代理で出演した田村憲久政調会長代行は「選挙戦で目いっぱい動いているので痛めたということだ」と陳謝した。

野党からは不満の声が上がった。共産党の田村智子委員長は千葉県松戸市の街頭演説で「高市早苗を信任するかどうかの選挙だと言っている。ならば、もう一回党首討論を」と求めた。参政党の神谷宗幣代表は東京都内で記者団に「無理をしてでも来てもらいたかった」と語った。

【時事通信社】 〔写真説明〕街頭演説で右手を見せる高市早苗首相(中央)=1日午後、岐阜県可児市 〔写真説明〕

2026年02月01日 18時44分


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