高市首相「脱緊縮財政」訴え=中道・野田氏は減税アピール―選挙サンデー、各党首が全国奔走【2026衆院選】



衆院選(8日投開票)は1日、選挙期間中唯一の「選挙サンデー」を迎え、与野党党首が全国各地で支持拡大に奔走した。高市早苗首相(自民党総裁)は岐阜、愛知両県を回り、「責任ある積極財政」への支持を求めた。中道改革連合の野田佳彦共同代表は東京都内で消費税減税をアピールした。

首相は岐阜県可児市で街頭演説し、「どこに住んでいても安全に生活でき、質の高い教育を受けられ、働く場所もある。そういう日本列島を作るには今始めなければ間に合わない」と指摘。「今までの行き過ぎた緊縮志向から脱する」と訴えた。

野田氏は東京都渋谷区で、恒久的な食料品の消費税率ゼロを「秋までに、赤字国債を発行しないでやり遂げる」と強調。「国民にひもじい思いをさせてはいけない。みんながご飯を食べられるような世の中を作りたい」と力説した。

日本維新の会の藤田文武共同代表は兵庫県姫路市で、首相が連立組み替えに伴う政策転換をアピールしていることに触れ「自民内にもブレーキがある。高市政権の日本を変える政策を進めようと思ったら、維新に力を貸してほしい」と求めた。

国民民主党の玉木雄一郎代表は愛知県長久手市で「野党第1党にしてください。政権に対決より解決、政策本位で向き合う政党が必要だ」と主張。共産党の田村智子委員長は千葉県松戸市で「自民政治は大企業に利益が流れる仕組みをつくった。ここに切り込む」と述べた。

れいわ新選組の高井崇志幹事長は神戸市で「今の政治は大企業や資本家を向いており、庶民を全く見ていない」と断じた。減税日本・ゆうこく連合の河村たかし共同代表は名古屋市で「減税をすれば経済が成長する」と指摘。参政党の神谷宗幣代表は、東京都武蔵野市で「『政治とカネ』の問題は本質ではない。大事なことはどんな日本をつくるかだ」と語った。

日本保守党、社民党、チームみらいの党首もそれぞれ訴えを行った。

【時事通信社】 〔写真説明〕街頭演説を聴く有権者ら=1日、神戸市中央区

2026年02月01日 19時09分


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