
「財界中心、米国言いなりの自民党政治をぶれずに変える」。1月31日夕、新宿駅東口。各地で繰り返す「ぶれない」のフレーズを、この日も多用した。年明けに就任から2年を迎えたが、吹きすさぶ寒風と同様、党を取り巻く環境は厳しい。
自民党派閥裏金事件の追及で存在感を示した。しかし、退潮に歯止めはかからない。立憲民主党が公明党との連携にかじを切り、「安全保障法制反対」を旗印とする野党共闘も崩れた。「政治全体が右へ流れている」。鋭い弁舌は野党にも向けられる。
「タックス・ザ・リッチ。富める者に課税を」。与野党が消費税減税の大合唱となる中、際立つのは他党と一線を画す財源論だ。「搾取をただし、働く人に富を回せと求めるからこそ共産党だ」。歳月を経た党の理念への自負ものぞかせる。
「真冬の政治決戦」で愛用するのは深紅のコート。「勝ち抜く覚悟を示すため、真っ赤なスタイルで頑張り抜く」。比例代表全ブロックでの議席獲得を目指し、「党のシンボルカラー」をまとって全国で声をからす。
【時事通信社】
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2026年02月02日 20時31分