関係発展実感できる措置推進=対日批判避け未来志向強調―韓国大統領



【ソウル時事】韓国の李在明大統領は1日、日本の植民地支配に抵抗した1919年の「三・一独立運動」の記念式典で演説した。日韓首脳が往来する「シャトル外交」を通じて、「両国民が関係発展の効果をより体感でき、新たなチャンスを切り開いていけるよう積極的に支援する」と表明した。日本との協力の必要性を強調し、批判や歴史問題への具体的言及を避けた。昨年6月の就任後、同式典での演説は初めて。

関係改善基調が定着したという認識の下、経済協力や人的交流を一層活性化させる具体的措置を図っていく考えを示したものとみられる。

李氏は「力による平和」を標ぼうするトランプ米政権や中国の覇権主義的な動きなどを念頭に「第2次世界大戦後に確立した国際規範が力の論理によって深刻に脅かされている」と指摘。国際情勢が激変する今こそ日韓の協力が重要だと強調し、「歴史を直視しつつ、未来に向け進んでいきたい」と呼び掛けた。

【時事通信社】 〔写真説明〕1日、ソウルで開かれた「三・一独立運動」の記念式典で演説する韓国の李在明大統領(AFP時事)

2026年03月01日 12時12分


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