イラン革命防衛隊、「ホルムズ海峡封鎖」と主張=資源価格高騰の恐れ



【カイロ、ワシントン時事】イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」幹部は2日、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖したと主張した。イランのメディアが伝えた。同幹部は、海峡を通過しようとする船舶を「焼き払う」と述べた。ただ、米FOXニュースは中東地域を管轄する米中央軍の話として、海峡は封鎖されていないと報じた。

米イスラエルは、2月28日にイラン攻撃を開始。イランは報復としてイスラエルや湾岸諸国への攻撃を強めている。これまでもホルムズ海峡一帯で船舶が攻撃されたとの情報があり、事実上「封鎖状態」となり、原油をはじめとする資源の輸送が停滞。ペルシャ湾を迂回(うかい)する動きも広がっている。

革命防衛隊が攻撃を明言したことで不確実性がさらに高まり、資源価格の高騰につながる恐れがある。日本のガソリン価格や電気代の上昇に加え、原油供給への直接的な影響も生じかねない。欧米メディアによると、サウジアラビアやイラク、アラブ首長国連邦(UAE)などでは、米イスラエルの攻撃開始後、原油生産をストップした。

【時事通信社】 〔写真説明〕ホルムズ海峡を航行する船舶=2025年6月、オマーン北部ハサブ沖(AFP時事)

2026年03月03日 13時01分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース