米大統領、ノーム国土安保長官を解任=移民政策で批判、後任にマレン氏



【ワシントン時事】トランプ米大統領は5日、ノーム国土安全保障長官の解任をSNSで発表した。後任にはマレン上院議員を充てる。トランプ政権の看板政策である不法移民の強硬な取り締まりを巡り、与野党双方から批判が出ていた。

トランプ氏は11月の中間選挙も意識し、解任を決断したとみられる。第2次トランプ政権での長官の解任はこれが初めて。閣僚級では昨年5月、当時のウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当、現国連大使)が更迭されていた。

中西部ミネソタ州ミネアポリスでは1月、トランプ政権の移民政策に反対する抗議デモが激化する中、連邦捜査官が米市民2人を射殺した。ノーム氏は殺害された市民を「国内テロリスト」と呼ぶなどし、物議を醸していた。

ノーム氏はまた、不法移民に自発的な国外退去を促すため、自身を前面に打ち出した広告キャンペーンを展開。米メディアによると、トランプ氏はこれを公金を使った事実上の選挙運動と見なし、激怒したとされる。

今週米議会で行われた公聴会では、野党民主党だけでなく、与党共和党からもノーム氏に批判的な発言が相次いだ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、これがトランプ氏の決断につながった。

【時事通信社】 〔写真説明〕ノーム米国土安全保障長官(左)と後任候補のマレン上院議員(AFP時事)

2026年03月06日 12時58分


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