
【ワシントン、イスタンブール時事】レビット米大統領報道官は15日、記者会見し、イランとの戦闘終結に向けた次回協議の開催地が前回と同じパキスタンの首都イスラマバードになるとの見通しを示した。「対話は生産的で継続中だ」と述べ、再協議への調整が進展していると強調した。
トランプ米大統領は14日、FOXビジネスとのインタビューで、戦闘の「終わりが近いとみている」と表明。レビット氏は「大統領の要求に応じることはイランの国益にもかなう」と歩み寄りを迫ったほか、次回協議が「前回と同じ場所になるだろう」と語った。
米イランは仲介国パキスタンを通じ、交渉を進めている。米ニュースサイト「アクシオス」は15日、交渉が進展し、戦闘終結への枠組み合意に近づきつつあると報じた。バンス米副大統領らが仲介国との電話協議を重ね、合意案の取りまとめを急いでいるという。
11~12日の前回協議に出席したバンス氏は14日、イランが合意を望んでおり、「現状には非常に満足している」と交渉への手応えを語っていた。
次回協議の日程は決まっていないが、来週半ばに迫る停戦期限の前に開かれる可能性がある。イランのタスニム通信は、米側が2週間の停戦延長を求めたが、イランが拒否したと伝えた。レビット氏はこの報道を否定している。
一方、パキスタンの軍トップ、ムニール参謀長らが15日、イランの首都テヘランを訪れ、アラグチ外相と会談した。同国国営メディアは「イラン指導部へ米国のメッセージを伝達し、次回協議を計画することが訪問の目的だ」と伝えた。
【時事通信社】
〔写真説明〕米イランの前回協議が行われたパキスタンの首都イスラマバードに設置された看板=12日(EPA時事)
2026年04月16日 09時54分