【イスタンブール、ワシントン時事】イラン国営メディアは1日、イランが米国との戦闘終結に向け、対米協議を仲介するパキスタンへ新たな提案を示したと伝えた。提案は4月30日付で、内容は明らかになっていない。これに対し、トランプ米大統領は1日、「満足していない」と表明。米国が合意できないことを求めてきたと指摘した。
米イランの間には原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放や核開発を巡る隔たりが大きく、停戦に向けた協議の再開につながるかは不透明だ。トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「徹底的にたたくこと」が選択肢にあると述べ、軍事行動の再開も辞さないと警告した。
米ニュースサイト「アクシオス」によれば、イランは4月下旬、ホルムズ海峡の封鎖と米国によるイラン港湾の海上封鎖の終了を先に実現し、その後で核問題を協議することを米国に提案した。
これに対し米国は、核問題の交渉を促す修正案を送付した。戦闘終結の協議が行われている間は、米国の攻撃を受けたイラン核施設から高濃縮ウランを移動させず、施設の稼働再開もしないよう求める内容が含まれているという。
【時事通信社】
2026年05月02日 05時38分
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