韓国統一相が来日へ=対北朝鮮協議、高市氏との会談模索も



韓国の鄭東泳統一相が来週に訪日する方向で調整していることが23日、分かった。日韓関係筋が明らかにした。高市早苗首相や閣僚との会談も模索しているという。トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との会談に意欲を見せる中、韓国としても北朝鮮との対話実現に取り組む姿勢を説明し、日本側と協力を確認したい考えとみられる。

鄭氏は革新系の盧武鉉政権下の2005年6月に統一相として訪朝し、金正日総書記(当時)と会談。対北朝鮮融和路線を訴えてきたことで知られる。昨年6月の李在明政権発足以降、統一相が日本を訪れるのは初めて。拉致問題などを抱える日本側もこう着が続く日朝関係を進展させるべく、韓国側と対応を示し合わせたいもようだ。

李在明大統領は昨年8月の米韓首脳会談で「トランプ大統領がピースメーカー(平和の構築者)になるなら、私はペースメーカーとして(北朝鮮との対話を)熱心に支援する」と述べ、米朝対話に間接的に関与したい意向を表明。李氏は北朝鮮の非核化に向け、段階的にアプローチする必要性も訴えている。ただ、北朝鮮側は韓国への強硬姿勢を貫いており、韓国は北朝鮮との対話の糸口さえつかめない状況だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕韓国の鄭東泳統一相=2日、ソウル(EPA時事)

2026年10月23日 14時31分


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