中国ファーウェイに強硬姿勢=「不公正慣行に対抗」―次期米商務長官



【ワシントン時事】バイデン米大統領が商務長官に指名したジーナ・レモンド氏(49)は26日、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)を名指しして「中国の介入から通信網を守るため、あらゆる手段を使う」と述べ、米中が覇権を争うハイテク分野で強硬路線を続けると表明した。米上院の承認公聴会で証言した。

商務省は先端技術や輸出入の管理で大きな権限を持つ。オンラインで出席した同氏は「中国の不公正な貿易慣行に対して積極的に対応する」と強調。ファーウェイや中興通訊(ZTE)などの中国企業が通信網に情報を抜き取る「バックドア(裏口)」を仕掛けていると批判し、「安全保障や経済安保を危険にさらすわけにはいかない」と訴えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕米上院の承認公聴会にオンラインで出席するジーナ・レモンド氏(手前)=26日、ワシントン(AFP時事)

2021年01月27日 10時14分


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