東京株、バブル後最高値=投資家心理上向く



2日の東京株式市場で、日経平均株価は続伸し、前日比376円21銭高の3万1524円22銭で取引を終えた。5月30日に付けたバブル崩壊後の最高値を更新した。1日の米国株の上昇を受け、投資家心理が上向いて買いが広がった。

1日の米国市場では、連邦準備制度理事会(FRB)が今月の利上げを見送るとの観測が出て、主要株価指数が上昇した。2日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、朝から買いが優勢となった。中国などアジアの主要市場でも株価が上昇し、東京市場の堅調地合いを支えた。

東京市場の昼休み中に、米連邦政府の債務上限の効力停止などを盛り込んだ法案が上院でも可決されたと伝わり、午後も買いの勢いが継続。取引終了間際、日経平均の上げ幅は一時400円超まで拡大した。

【時事通信社】 〔写真説明〕バブル崩壊後の最高値を更新した日経平均株価の終値を示すモニター=2日午後、東京都中央区

2023年06月02日 16時30分


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