「むき出しの侵略」に対抗=米大統領、ロシア非難―国連演説



【ニューヨーク時事】バイデン米大統領は19日、国連総会で一般討論演説に臨み、ロシアによるウクライナ侵攻を「違法な征服戦争」だと非難した。さらに「あすの侵略を抑止するため、われわれはきょう、このむき出しの侵略に立ち向かわなければならない」と各国に訴えた。

ロシアの侵攻開始から1年半以上が過ぎ、戦闘はさらなる長期化が見込まれている。バイデン氏は演説で紛争の平和的解決を掲げた国連憲章を擁護し、ロシアに対抗する姿勢を鮮明にした。

バイデン氏は「ロシアだけがこの戦争の責任を負い、平和への道を阻んでいる」と批判。「ウクライナが切り刻まれるのを許すとしたら、他のどの国の独立が保障されるだろうか。答えはノーだ」と警告した。

【時事通信社】 〔写真説明〕19日、ニューヨークで国連総会一般討論演説に臨むバイデン米大統領(EPA時事) 〔写真説明〕19日、ニューヨークで国連総会の一般討論演説を行うバイデン米大統領(AFP時事)

2023年09月20日 05時58分


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