
アスクルが28日発表した2025年11月中間連結決算は、純損益が66億円の赤字(前年同期は37億円の黒字)だった。昨年10月に発生したサイバー攻撃に伴うシステム障害でネット通販事業を一時全面停止し、対応費用として特別損失52億円を計上したことが響いた。
玉井継尋最高財務責任者(CFO)は、中間決算を「大変厳しい結果となった」と振り返った。特別損失の内訳は、物流基盤の維持費や取引先への補償費が大半を占めた。システム障害の原因特定や技術的な対策は既に完了し、出荷能力も障害発生前の水準に回復したという。ただ、業績回復の見通しは依然不透明だとして、昨年7月に発表していた通期予想を取り下げ、開示を見送った。
〔写真説明〕アスクルの看板
2026年01月28日 18時48分