統合・合併も「選択肢」=秋田銀とは連携強化―岩手銀頭取



岩手銀行の岩山徹頭取はインタビューに応じ、人口減少やデジタル投資の負担増大を見据え、「経営統合や合併も選択肢の一つになる」との認識を示した。現時点で具体的な話があるわけではないとしつつ、異業種との連携も含めて「最適な形を柔軟に検討したい」と述べた。

隣県に地盤を置く秋田銀行との包括業務提携について、2026年度までの5年間の累計で両行合わせた経常利益を30億4000万円積み上げる目標は「達成できる見込みだ」と話した。両行は21年に業務提携し、地域商社の共同事業や顧客向け産業フォーラムの開催などを進めてきた。「同じ『課題先進県』として、お互いに助け合っていく」と連携強化に意欲を示した。

また、大和証券との業務提携に関し、「資産形成ビジネスを強化し、預金と預かり資産双方の増加を図っていく」と狙いを説明した。今年4月に岩手銀に立ち上げた「資産コンサルティング部」には大和証券から約50人が出向。青森、宮城両県を含む県内外の8拠点でコンサルティングプラザを設置し、きめ細かな資産運用相談に応じる。

岩手県内には同行のほか、北日本銀行、SBIホールディングスが出資する東北銀行の計3行が併存する。県内での再編に関しては「それぞれのやり方で顧客を支えてきた歴史がある。現時点では3行がうまく役割を果たしているのではないか」と述べるにとどめた。

〔写真説明〕インタビューに答える岩手銀行の岩山徹頭取=6月11日、盛岡市 〔写真説明〕インタビューに答える岩手銀行の岩山徹頭取=6月11日、盛岡市

2026年07月07日 14時35分


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