
神戸市の草むらで2023年、スーツケースから穂坂修君=当時(6)=の遺体が見つかった事件で、傷害致死と死体遺棄の罪に問われた母親の沙喜被告(37)ら親族3人の裁判員裁判の判決が14日、神戸地裁であった。松田道別裁判長は「相当悪質」などと述べ、沙喜被告に懲役4年(求刑懲役8年)を言い渡した。
松田裁判長は「反抗できない6歳児を鉄パイプで殴った」などと3人を非難する一方、修君の叔父で、同居していた大地被告(34)=同罪などで起訴=が事件を主導したと判断。叔母の朝美(33)、朝華(33)両被告には懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役7年)を言い渡した。
判決は、3人が大地被告から日常的に暴力を受け、マインドコントロール下にあったと認定。他方、大地被告に従わないこともあったとし、「修君への暴行をやめるよう大地被告を説得するなどの選択肢を取ることも期待できた」と述べた。
〔写真説明〕神戸地裁=神戸市中央区
2026年01月14日 16時56分