衆院選無効求め一斉提訴=「1票の格差」で弁護士ら【2026衆院選】



8日に投開票された衆院選は「1票の格差」が是正されておらず、投票価値の平等に反して違憲だとして、升永英俊弁護士らのグループが9日、全289小選挙区の選挙無効を求める訴訟を全国14の高裁・支部に起こした。

三竿径彦弁護士らのグループも同日、東京都と広島県の一部の小選挙区、比例代表東京ブロックについて提訴した。

各地の選挙管理委員会によると、投開票日の有権者数が最も多かったのは北海道3区の46万2088人で、最少は鳥取1区の22万368人。1票の格差は2.10倍となり、2.06倍だった前回2024年衆院選からわずかに拡大した。この間、選挙制度の見直しはなかった。

提訴後に都内で記者会見した升永弁護士は、いずれも過疎地が含まれる鳥取1区と福岡5区にも2倍を超える格差があると指摘。「合理性があるとは到底言えない。当然、違憲判断が出ると確信している」と話した。

前回衆院選について、最高裁は昨年9月、格差拡大の程度が著しいとは言えないとして合憲と判断している。

〔写真説明〕衆院選の無効を求める訴訟を提起し、記者会見する升永英俊弁護士(中央)ら=9日午後、東京都千代田区 〔写真説明〕衆院選の無効を求める訴訟を提起し、記者会見する三竿径彦弁護士(左端)ら=9日午後、東京都千代田区

2026年02月09日 18時09分


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