3月11日「原点確認の日」=原子力規制委員長が訓示



東日本大震災から15年を迎えた11日、原子力規制委員会の山中伸介委員長が事務局の原子力規制庁職員に対して訓示した。「3月11日は、原子力規制組織に身を置く私たち全員にとって『原点』を確認する日だ」と述べ、引き続き原発審査に厳しく対応する姿勢を示した。

1月に発覚した中部電力浜岡原発(静岡県)のデータ不正問題に触れ、「一企業の不祥事として片付けられない」と強調。「不都合な真実を覆い隠そうとする沈黙は、やがては取り返しのつかない事故の火種になる」と訴えた。

東京電力福島第1原発事故については「『安全神話』が崩壊し、科学技術への過信がどのような惨禍を招くか、冷厳な事実を突き付けられた」と振り返った。その上で「あの日への誓いを単なる儀式に終わらせてはならない」と呼び掛けた。

〔写真説明〕東日本大震災から15年となり、事務局の原子力規制庁職員に訓示する原子力規制委員会の山中伸介委員長=11日午前、東京都港区

2026年03月11日 12時04分


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