原発廃炉「貫徹の意思示して」=規制委員長―東日本大震災15年



東京電力福島第1原発事故から15年を迎えるに当たり、原子力規制委員会の山中伸介委員長が11日までに報道各社のインタビューに応じた。政府と東電が示す2051年の廃炉完了目標の実現見通しについて「掲げた以上は貫徹する意思や手法を示してほしい」とした上で、「技術的に何が可能かを議論した上で示すべき時期に来ている」との認識を示した。

大阪大で原子力工学を研究してきた山中氏は、事故について「長年携わってきた者として申し訳なく、大きな反省と後悔があった」と吐露。22年に規制委員から委員長に就く際には「事故を風化させずに調査することが私にできることだと思った」と振り返り、「廃炉を成し遂げて、福島の人にお返しするのが私の使命」と強調した。

規制委は事故翌年の発足以降、経緯や原因について詳細な調査を進めてきた。山中氏は「(事務局の原子力規制庁)職員と事故の真実に挑戦し続けている毎日だ」と強調。「真実を知らずして真の安全は築けない」と訴えた。

2026年03月11日 15時20分

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