「もう時間がない」=拉致問題で蓮池薫さん講演―鳥取



北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(68)は25日、鳥取県米子市内で開かれた内外情勢調査会で拉致問題について講演した。被害者や被害者家族の高齢化が進んでいるとして、「もう時間がない。日本政府には解決に向けて今こそ動いてほしい」と訴えた。

蓮池さんは、被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母早紀江さんが2月に90歳となったことに言及。「われわれは早紀江さんとめぐみさんが会う日を待ち望んで活動してきた。日本にとっても北朝鮮にとっても拉致問題を解決する期限は今だ」と語気を強めた。

また、拉致問題解決のためには、北朝鮮に厳しい経済制裁を科すことが効果的だと強調し、「密輸やサイバー攻撃など、北朝鮮の資金源となっている活動への対策を進めてほしい」と政府に要望。「その上で、『拉致問題を解決すれば日本はこういうことができるよ』と北朝鮮に提示していくという流れが必要だ」と話した。

〔写真説明〕拉致問題について講演する蓮池薫さん=25日午後、鳥取県米子市

2026年03月25日 20時18分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース