困窮家庭、夏休みの悩み深刻=食事量減やエアコン制限―NPO調査



学校の夏休みを前に、認定NPO法人キッズドア(東京都中央区)が実施した調査で、困窮家庭の保護者の多くが休み期間中、食事量の減少やエアコンの使用制限を余儀なくされると答えた。担当者は現金給付などの支援拡充を訴えている。

調査は6月、同法人による支援世帯を対象にオンラインで実施。42%に当たる1449世帯から有効回答を得た。ひとり親家庭が9割以上を占めた。

小学生か中学生の子がいる1012世帯に、夏休みで給食がなくなる影響を複数回答で質問。家庭での昼食用意に伴って「一回当たりの食事の量が減る」が64%で最多だった。「肉や魚を食べられない日が増える」(61%)が続き、いずれの回答も所得が低いほど割合が高かった。

全体の1449世帯に今夏のエアコン使用予定を聞くと、「必要な時でもかなり制限して使う」が38%、「ほとんど使わない」は6%で、「制限せずに使う」は7%にとどまった。

調査の自由記述欄には「子どもの栄養不足が心配」「熱中症対策が不安」などの深刻な声が目立った。同法人の渡辺由美子理事長は「親子の心身の健康が脅かされている。国には、食費などに直結する現金給付を中心とした支援を拡充してほしい」と強調した。

〔写真説明〕調査結果を説明する認定NPO法人キッズドアの渡辺由美子理事長=1日、東京都千代田区

2026年07月21日 14時31分


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