
千葉県を襲った記録的な豪雨で、19日までに13人が亡くなり、男性1人が行方不明になっている。負傷者は44人に上り、床上床下合わせて2695棟が浸水した。大雨特別警報が発表されてから20日で1週間。県などは道路上に放置された車両の撤去作業に全力を挙げる。
県災害対策本部などによると、行方不明の男性は、既に見つかっている遺体と同一人物の可能性があるという。
豪雨では一時約2700台の車が水没するなどして路上に放置された。日本自動車連盟(JAF)によると、車両の救援要請は16日までに計3871件寄せられた。
一方、千葉市は19日、市内の幹線道路に放置されていた車両の撤去を終えたと発表した。20日からは生活道路でも作業を開始する。
浸水は医療にも影響している。千葉大医学部付属病院(千葉市中央区)は手術や救急を担う診療棟の地下が冠水し、排水設備が故障。器具を洗浄できず、19日の手術を中止した。当面は件数を減らして対応するという。
千葉市緑区の約50戸で続いていた断水は19日、復旧した。市水道局が配水管の洗浄を終えて水質を確認し、職員が各世帯を訪ねて給水を再開した。水が飲めずめまいがしていたという女性は「やっとお風呂に入れる」と話した。
〔写真説明〕路上に放置され、千葉市役所に運び込まれた車両=19日午後、千葉市中央区
〔写真説明〕断水が解消し、蛇口から水を出す住民=19日午後、千葉市緑区
2026年08月19日 22時29分