
【スピードスケート】女子で31歳の高木美帆(TOKIOインカラミ)が4度目の五輪に挑む。メダル4個を獲得した前回北京五輪同様に今大会も複数メダルが期待される中、オランダ勢が最大の壁になる。高木はシーズンが深まるにつれて調子を上げており、金が望める1000メートル、1500メートルへいかにピークを合わせられるか。
500メートルも日本勢の好成績が期待できる。男子で北京銅の森重航(オカモトグループ)はスタートの改善が実り、昨季の不振から抜け出した。近年はけがに苦しんだ日本記録保持者の新濱立也(高崎健康福祉大職)も、体調万全なら上位に入る力量は十分。女子で今季ワールドカップ1勝の吉田雪乃(寿広)もメダルが射程圏内だ。
女子団体追い抜きは2大会ぶりの金を目指す。21歳の野明花菜(立大)が台頭して選手層に厚みが増し、エースの高木が体力を温存できるようになったのは明るい材料だ。
【ショートトラック】1998年長野五輪が最後となっている表彰台が悲願。日本が連係面の長所を生かせるリレーは強豪カナダ出身のコーチを招くなどして重点的に強化し、久々のメダル獲得へ期待が高まる。
女子の代表はいずれも五輪初出場とフレッシュな顔ぶれ。特に成長が著しいのが22歳の中島未莉(トヨタ自動車)で、3000メートルリレーでは今季のワールドツアーで3位が2度と実績を積んだ。
男子は2大会連続代表の宮田将吾(日本通運)がエースとしてけん引。今季ワールドツアーでは1500メートルで2位に入っており、個人種目での表彰台に手応えを得ている。
【時事通信社】
〔写真説明〕全日本選手権の女子1500メートルで滑走する高木美帆=2025年12月28日、長野・エムウェーブ
〔写真説明〕女子1000メートルで滑走する中島未莉(手前)=2025年9月21日、長野・帝産アイススケートトレーニングセンター
2026年01月28日 07時12分