板倉、自覚は十分=引き継いだ主将の座―W杯サッカー・日本代表



板倉は他の選手に先立ち、遠藤のチーム離脱を知った。朝の宿舎で、自身が主将の座を引き継ぐことを伝えられた。驚きが収まらない中、遠藤の部屋のドアをたたいた。「自分は『責任を持って頑張ります』と話した。『応援してるよ』と言ってくれた」

チーム全員の前で話すことなく去った遠藤。練習前のミーティングで、思いを仲間と共有することが新主将として最初の役目となった。「自分は直接、(遠藤の)声を聞けた。責任を持ってチームに還元していかないといけない」。涙をこらえ切れない選手もいたという。

前回大会のクロアチアとの決勝トーナメント1回戦は累積警告により出場停止。敗退の瞬間をピッチの外から見守ることしかできなかった。その後の4年間は「チーム状況、雰囲気は、敏感に感じ取るようにやっていた」。29歳。主力としての自覚が芽生えた。

2010年南アフリカ大会直前でゲーム主将を託された経験を持つ長谷部コーチには「人間性を見て監督は指名したと思う。変に気負い過ぎずやれ」と背中を押されたという。「先頭に立っていかないといけない。全ての責任を負いたい」。はっきりと言い切った。

【時事通信社】 〔写真説明〕練習する板倉=11日、米ナッシュビル

2026年06月12日 20時33分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース