佐々木麟太郎、覚悟のメジャー挑戦=いばらの道、「はい上がる」



米大リーグのマーリンズか、日本プロ野球のソフトバンクか、あるいはスタンフォード大残留か―。佐々木が三つの選択肢から選んだのは、いばらの道とも言えるメジャー挑戦だった。

岩手・花巻東高時代に並外れた長打力を示した強打者も、大リーグのドラフトでは8巡目(全体235位)での指名と、決して評価は高くない。メジャー昇格には厳しい競争が待ち受ける。「マイナーからのスタートになる。どんなに時間がかかっても、必ずはい上がっていきたい」と覚悟を示した。

三顧の礼で迎えようとしたソフトバンクで実力を磨いてから、メジャー契約を勝ち取る道もあったはず。会見で佐々木は、「野球人生に保証はない」と強調。21歳という自身の年齢も考慮し、「若いうちから、目標から一番近い環境で挑戦させてもらいたかった」と決断の理由を明かした。

「覚悟、責任を持って決めた」。紺色のスーツに身を包み、堂々と思いの丈を語ったが、「悩みに悩んだ」と本音も漏らした。高校時代から佐々木に注目してきたソフトバンクについて問われると、王貞治球団会長や城島健司チーフ・ベースボール・オフィサーらの名前を挙げ、「大変申し訳ない」と涙を見せる場面もあった。

【時事通信社】

2026年07月20日 07時07分

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