終戦から80年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれる。天皇、皇后両陛下が出席され、石破茂首相や遺族ら約4530人が参列。先の大戦により犠牲となった約310万人の冥福を祈り、平和への誓いを新たにする。
式典は午前11時50分すぎに始まり、石破首相の式辞の後、正午から1分間黙とう。天皇陛下のお言葉に続き、遺族代表らが追悼の辞を述べる。
厚生労働省によると、参列を予定している遺族は3432人。戦後生まれが初めて半数を超え、53.2%を占める。最高齢は兄が戦病死した男性(98)で、最年少は高祖父が戦死したやしゃご世代の男児(3)。
戦没者の親の参列は2010年が最後で、新型コロナ禍による縮小開催期間を除くと初めて配偶者も不在となった。きょうだいも86人にとどまり、世代交代が進む。
日中戦争以降に犠牲となった軍人・軍属らは約230万人、民間人は約80万人に上る。うち海外などで約240万人が亡くなり、7月末時点で約112万柱が未収容となっている。
【時事通信社】
2025年08月14日 20時31分
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