東京株、初の4万4000円台=取引時間中の最高値



9日午前の東京株式市場で、日経平均株価は取引時間中の史上最高値を上回り、初めて4万4000円を超えた。前日の米国株上昇が好感されたほか、「ポスト石破」政権が景気刺激策を打ち出すとの期待も継続。上げ幅は一時、前日比500円を超えた。その後は利益確定の売りに押されて伸び悩んだ。午前の終値は、前日比88円99銭高の4万3732円80銭。

東証株価指数(TOPIX)も取引時間中の最高値を上回る場面があった。午前の終値は1.89ポイント高の3140.09。

8日の米主要株価指数はそろって上昇。連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ期待が高まって米長期金利が低下し、ハイテク関連銘柄が堅調だった。これを受け、東京市場でも朝方から半導体関連株を中心に買いが入った。

【時事通信社】 〔写真説明〕4万4000円を上回った日経平均株価を示すボード=9日午前、東京都中央区 〔写真説明〕4万4000円を上回った日経平均株価を示すディスプレー=9日午前、東京都中央区の東京証券取引所

2025年09月09日 13時43分


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