
【ソウル時事】韓国軍は26日、北朝鮮が同日午後1時(日本時間同)ごろ、西部・平安北道定州一帯から黄海に向け、「近距離」の弾道ミサイルを含む複数の飛翔(ひしょう)体を発射したと発表した。ミサイルの飛行距離は約80キロといい、米韓当局が詳細を分析している。
聯合ニュースは軍当局の見方として、ミサイルに加えて放射砲(多連装ロケット砲)も投入されたもようだと伝えた。異なる兵器を同時に使うことで、防衛側の対応を難しくする狙いがあるとみられる。
韓国軍は米国や日本と関連情報を共有しており、「(北朝鮮の)いかなる挑発にも圧倒的に対応できる能力と態勢を維持している」と強調した。
北朝鮮による弾道ミサイル発射は、4月19日に短距離弾数発を撃って以来。北朝鮮メディアはその際、クラスター弾を搭載した「戦術弾道ミサイル」の試射を行ったと主張していた。中国の習近平国家主席が近く訪朝するとの観測も浮上する中、北朝鮮には核・ミサイル開発を続ける姿勢を示す意図がありそうだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕朝鮮中央通信が伝えた北朝鮮の弾道ミサイル発射の様子=4月19日(EPA時事)
2026年05月26日 18時02分