防衛交流発展へ努力=特殊飛行チームの協力合意―日韓防衛相



【ソウル時事】小泉進次郎防衛相と韓国の安圭伯国防相は28日、ソウルで会談し、安定的で未来志向の日韓防衛協力・交流の発展に向け、意思疎通と努力を強化していくことを確認した。両政府が発表した。

小泉氏と安氏は、1月に韓国空軍の特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」が航空自衛隊那覇基地(那覇市)で初めて給油支援を受けたことを踏まえ、空自の「ブルーインパルス」との間の協力・交流を深めていくことで合意。具体的な内容は今後詰めるが、当局間で給油支援の定例化も検討されている。

燃料や弾薬の融通を可能にする日韓の物品役務相互提供協定(ACSA)に関しては、李在明大統領が8日、「国民感情から現状では困難」と表明。防衛省関係者は「そのことも十分認識している。日韓防衛協力の環境をつくっていく意味の会談だった」と述べ、大きく取り上げなかったことを示唆した。

また、防衛装備品を巡る協力に向け議論を進めることを決めた。日本は4月、武器輸出を事実上解禁。一方、韓国は世界的に武器輸出国として存在感を増しており、小泉氏は会談後、記者団に「韓国の政策についてわれわれも研究することがある」と語った。

このほか、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和構築を目指す意思と、日米韓協力の継続を再確認。中ロの爆撃機が27日に東シナ海で共同飛行したことに関しても情報共有した。今月、8年半ぶりに実施した海上自衛隊と韓国海軍の捜索・救難共同訓練(SAREX)を発展させていくことでも一致した。

【時事通信社】 〔写真説明〕握手する小泉進次郎防衛相(右)と韓国の安圭伯国防相=28日、ソウル(韓国国防省提供・時事) 〔写真説明〕会談する小泉進次郎防衛相(右端)と韓国の安圭伯国防相(左端)=28日、ソウル(韓国国防省提供・時事) 〔写真説明〕28日、ソウルの韓国国防省で、儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受ける小泉進次郎防衛相(左)と韓国の安圭伯国防相 〔写真説明〕28日、ソウルの韓国国防省で、儀仗(ぎじょう)隊を巡閲する小泉進次郎防衛相(車上後列右)と韓国の安圭伯国防相(同左)

2026年06月28日 19時14分


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